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「勝さん、私ね

「勝さん、私ね、以前から思ってた事があるんです」「……………」「私は確かに未来が見える。そして、何度かそれを変えようとした事があります。…でも、結末は変わらなかった…だから私は見たものを受け入れる事にしたんです。未来は変えられない…変えてはいけないものなのだと。ならば何故、未来が見えるなんて力があるんでしょうか?」「……………」勝は答えない。いや、答えられない。すると紫音は寂しみ、勝の手を取った。流れてきた近い未来。散った桜が青々とした葉をつけている。その中で、泣く竜馬を勝が肩を抱いている。そこまで見て、子宮內膜異位症別亂補すぐに手を離した。「多分、刑が執行されるのは5月ですね…今なら間に合う」「………紫音」「私に出来る事をやりますよ。以蔵さんには私も多少はお世話になりましたから」行く先は土佐。長旅になる。それは京よりもずっと…。「船を準備する。お前さん、船は大丈夫かい?」「…船、ですか。初めてですね」「そうかい、じゃぁ船酔いには気をつけろよ。すまねぇが………頼む」それが勝の最大級の表現だった。笑顔で了承の意を表し、紫音は早速立ち上がった。...

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